この制度は、販売員の登録制度に係る教育を徹底させ、かつ教育レベルを一定の水準に維持することを目的に、平成6年度より創設した制度です。

平成10年度からは、登録制度に参加する企業内に、この資格を持つ教育指導者を配置することで、教育体制の整備充実を図っています。
この資格取得に関する教育・試験は協会が行います。

【1】制度の概要
①対象者
(1)会員及び会員団体の構成企業等の従業員あるいは販売員で、組織内の販売員を指導監督する立場にある者。
(2)所属する企業・団体等の推薦を受けた者。

②教育方法
(1)講座テキストを用いて集合教育を行い、その後試験を実施する。
(2)集合教育及び試験は、全国3地区(東京・大阪・福岡)で実施する。

③教育内容
カリキュラム
イ)特定商取引法、協会自主行動基準の知識
ロ)指導管理者として
・訪問販売活動の意義
・指導管理のあり方
・リーダーシップ
・管理者の役割と責任

④試験
・筆記試験(1時間)

⑤合否の基準
70/100の正解をもって合格。ただし、特定商取引法の問題については誤答が2つ以内でなければならない。

⑥資格証
合格者には、有効期限3年の資格証を交付する。

見本
license サイズ(86mm×54mm)

⑦費用
受講料を徴収する。なお、更新の際には更新料を徴収する。

⑧更新手続き
有効期限が満了する者には、通信による再教育を実施する。

※資格者は協会会員の推薦をもって協会に登録されているため、有効期限内であっても資格者の退職又は資格者が所属する企業の退会等により当協会及び推薦者との関係が消失した場合は、資格者の登録は抹消となる。

【2】JDSA教育登録制度と本制度の関連性
訪問販売員登録事業への参加条件として、平成10年度から本資格者の配置を企業毎に義務化するとともに、企業規模により資格者数の拡大を図る。

 

合格者数の推移→
資格者数上位20社(会員)→